ステージ4−1 衝突の予感

ダダダダダ・・・バタン!
マジョリン「女王様!」
影の女王「む、なんじゃ、マジョリン、そんなに慌てて・・・」
マジョリン「あのカメに差し向けた部隊と連絡が取れません!
         さらに、ドラドラ地方の部隊も全滅しているようで、
         不思議の森に差し向けた部隊も全滅のようです・・・」
影の女王「な、なんじゃと・・?それはまことか?」
マジョリン「はい・・・」
影の女王「お、おのれ・・・ええい、ケチケチしてはいられん!
        こうなったら・・・しらみつぶしで行くぞ!ドラドラ地方に、全部隊を差し向けるのじゃ!」
マジョリン「ははっ!」

バタァン!

影の女王「おのれ・・・。今にみておれ・・・」


マジョリン「緊急連絡だよ!魔物部隊A、B、C、D・・(略)・・・Y、Z!
      ドラドラ地方へ行くのじゃ!大至急じゃ!」
魔物部隊「ははっ!」


廃墟城
クリスケ「なあ、カーレッジ。テレックも勇者なんだから・・・
        これで、これで四人の勇者全員がそろったんだよな?それじゃあ・・・」
国王『ああ。とうとう・・合流の時が来たな。
   ここからでは、不思議の森よりもキノールのいる村の方が近い。そこへ向かうぞ!』
ターベル「ああ!ここからなら急げば2,3時間で着く。出発だ!」
テレック「分かった。・・・いや・・・ちょっと待て!」
クリスケ「え?」
テレック「伏せるんだ!あっち・・・北の方角を、見ろ!」
国王『北・・・?な、なんだ、あれは・・・!!?』

ゴオオオオオオ!

クリスケ「あいつら・・・魔物部隊!?どこへ・・・」
ターベル「おい、あいつら村を襲うつもりじゃ!?このあたりじゃ、人が住んでるのはあの村だけだぞ!」
クリスケ「5,6匹ならキノールで余裕だろうけど・・軽く100匹はこえてる!オイラ達も、行かないと!!」
ターベル「よし・・・全速力で・・・」
テレック「追いかけるぞっ!風の魔法よ!」

ビュオオオオッ!

テレック「追い風にしたから、いつもの倍は早く走れるはずだ!さあ、行くぞ!キノールの所へ!」


4−2 勇者達の結集

ダダダダダダ!

クリスケ「見えた!キノールの村だ!」
国王『魔物達は・・・すでに着いているのか?』

・・・ズドォォーン・・・

クリスケ「キノールの攻撃の音がする。着いてるみたい・・・」
ターベル「いいから、急ぐぞ!あれは、さすがに多すぎる!」

ダダダダダ・・・


キノール「えーーいっ!」

ズドォーーーン!!

魔物「うわっ!」
村長「わしらも援護じゃ!続けぇぇ!岩石パチンコ発射ー!」

ドッカーン!

魔物「くそ、魔物部隊D!総攻撃っ!」
魔物部隊D「了解!」

バシュバシュバシュッ!!

キノール「危ない、村長!岩石弾ッ!!」

ドックァーーーーーン!!!!

魔物「ちっ、相打ちしたか!」
キノール「ゼィ・・ハァ・・・くそ、この数じゃぁ・・・」
?「キノー・・・ルゥゥゥー・・・」
キノール「あー、幻聴まで・・・くそ、しっかりしろ、自分!」
?「キノー・・ルーーーッ!!」
キノール「え?」
クリスケ「キノールーーッ!無事かーーっ!」
国王『助けに来たぞ!もう大丈夫だっ!』

シュンッ!

キノール「みんな!見て分かると思うけど、すごい数で・・」
国王「分かってる!行くぞっ!銀河の星屑!」

バババババッ!

テレック「炎の魔法よ!風の魔法よ!」

ゴオオオオッ!

クリスケ「連続チャージ頭突きっ!」
魔物「くそっ!魔物部隊A〜Z!一斉攻撃だっ!!」

ズオオオオオオオオ!!ドッカーーーンッ!

テレック「ちっ、防御魔法ー・・・うわぁっ!!」
国王「倒しても倒してもきりがない・・・!勇者が・・・全ての勇者さえ今ここにそろえば・・・」

・・・キラッ

?『みんなーーっ!!』
クリスケ「・・・え、何?・・・クリース!?」
クリース『レーダーがものすごい戦いを感知したから・・
        この超高性能攻撃・移動・会話可能テレビ電話で援護するよ!いけ!ミニ雷!!』

ガラガラ・・・ドッカーン!!!

魔物「うわ、くそ!なんだこのくらい・・ってあれ?体が動かない!空中に、止められてる!?」
クリース『そのとおり!ただの小さな雷じゃなく・・ものすごい磁力を帯びた、特別な雷さ!
        みんな!今のうちに、とどめを!』
国王「いや・・・クリース!その機械でかなり大きなダメージを与えられる技はあるか?」
クリース『いちおう、あるよ!』
国王「わかった・・みんな!あの魔物部隊の中心に向かって、自分の最高必殺技を繰り出すんだ!
     ターベルとクリスケは、岩か何かにダメージを与えて、
     中心に向かって打ち出せ!三つ数えたら・・・行くぞ!」
クリスケ「分かった!」
国王「3・・・」
テレック「2・・・」
ターベル「1・・・」
クリース『今だっ!!電撃波動津波!!』
テレック「炎の魔法よ・・火炎竜乱舞!」
キノール「岩石波動!!」
ターベル「トルネード・スピンアタック!!」
クリスケ「連続チャージ・回転頭突き!」
国王「スター・シューティング!!」

ドッカアアアアアアアン!!!

魔物「うわああああっ・・・!!」

シュウゥゥゥ・・・。

クリスケ「・・・いない!?」
国王「違う。今の合体技の爆風で、ものすごい遠くに吹き飛ばしたんだ」
キノール「よ・・・よかった。村を、守れたぁ」
国王「やつらも、本気を出してきたな・・・クリース!今から、そっちへ向かう。決戦の時は、近いぞ!」


ステージ4−3 勇者達が持つ物

キノ−ル「それじゃあ、村長さん、行ってきます。
        僕が帰ってくるまで、きちんと村を守っておいてくださいね!」
村長「分かっておるわい!安心しとけ!」
キノキノ「村長、足、震えてるよ?」
村長「錯覚じゃ!錯覚!」
テレック「しょーがないなあ。このくらいの広さの村なら・・・守りの魔法よ!結界をここに!」

サアアア・・・

テレック「これで、しばらくは大丈夫。さあ、行こう、みんな!」
村長「キノール、頑張れよー!」
キノキノ「キノール、負けんなよー!早く帰ってこいよぉー!」
キノスケ「みんなで待ってるからなー!」


旅の街道
国王『ところで・・キノール、そっちの村では、なにか変わった事はあったか?』
キノール「ううん、特には。魔物の襲撃が5,6回かなあ。
        あ、そうだ。とうとう勇者がそろったんだよね!えーと、僕はキノール。君たちは?」
ターベル「ターベルだよ。お前、すんごくのんびりした顔なのに、もんのすごく怪力なんだなあ」
テレック「オレの名はテレック。元魔物部隊の一人。今は正義の勇者だけどね」
クリース『最後に、私はクリース。よろしく!』
キノール「これで全部だよね?こくお・・」
クリスケ「あーー!それ言っちゃダメ!」
キノール「ええ?」
国王『こいつが、うっかり敵の前で私を国王なんて呼んだりするから・・・
   ちょっと大変だったんだな』
クリスケ「うう・・・てわけで、今は、オイラ達、国王の事カーレッジって呼んでるんだ」
ターベル「あのさ」
キノール「ん?」
ターベル「ずいぶん平和じゃないか?
        あんな事の後だから、不思議の森に行くのすごく大変だと思ってたんだけど」
テレック「答えは簡単。女王は持ち駒をほとんど使っちゃったわけ。9.5割くらいね」
クリース「なるほど。どおりで、こっちのレーダーになんにも映らないと思った」
クリスケ「見えた!不思議の森だ!」


不思議の森 大樹内
クリスケ「おーい、クリースー!」
クリース「あ、やっと来たか!待ってたよ!」
クリスケ「さっきまで話してたけどね。で、もう出発するの、カーレッジ?」
クリース「あ、ちょっと待って。
        カーレッジ、君に渡したい物があるんだ。
     クリスケ、以前私が君たちに『役立つ道具を作っとく』って言ったの、覚えてるかい?」
クリスケ「うん。覚えてるけど・・」
クリース「その結果が、これ!はい、カーレッジ」
国王『ブレスレット・・?』
クリース「ちょっと、実体化して、着けてみて」

シュンッ

国王「こう?」
クリスケ「これがどうかしたの?」
クリース「へへ、これはね。
     カーレッジの実体化を助けてくれるアイテムなんだ!
     自分の好きなときに、好きなだけ実体化できる道具だよ!」
一同「ええーーーー!!??」
国王「ほ、本当だ!全然疲れない!」
テレック「すごい・・」
クリスケ「ちょっと見せて・・ふぎゃ!」

どた!!

テレック「そんなに慌ててコケなくても・・」
クリース「うん。あれ?クリスケ、なにか落としたよ。って、え?そのペンダント・・・」
クリスケ「あ!あ、いや、何でもないよ、これ。ただのお守り・・」
クリース「それ、私も持ってる・・」
クリスケ「え?」
ターベル「うそ!オレも!ほら!」
キノール「僕も・・!これって、偶然!?」
テレック「オレもある、それ・・・」
国王「私も、ずっと前から・・」
ターベル「ずうっと前に、夢に出てきた誰かからもらったんだ、それ」
国王「ああ、私も。『肌身放さず身につけ・・』」
キノール「『決して誰にも渡さず・・』」
テレック「『同じものを持つ物以外には秘密に』・・って、言われたよな?」
クリース「うん。それで、目が覚めたら手の中にあったんだ」
クリスケ「え?みんな、それしか言われてないの?」
キノール「え?」
クリスケ「オイラは、みんなの言った事に加えて、
     『このスターペンダントを持つ者が六人そろった時、全てを合わせて一つの星を作れ。
          その時、お前達に一つの奇跡が起こるだろう』・・って言われたよ」
ターベル「そんなら・・」
クリース「やってみよう!この六つを星の形に並べれば・・・」
一同「せーの!」

キラッ!
パアアアアアア・・・・!

?『みなさん、初めまして。聞こえますか?私の名はプレア。天空の星々の魂です』


ステージ4−4 星々の国へと

クリスケ「星々の魂・・?」
プレア『はい。私は天空に輝く星たちの心が集まり、命を持ったものです』
国王「星の精の事なら城で聞いた事があるが・・それとはまた違うのか?」
プレア『ええ。私たちは、地上の人たちと関わる事ができないのです。
    ただ、そのあなた達の持つスターペンダントがあれば、間接的に会話ができます。
    私はあなた達に真実を告げに来たのです』
ターベル「真実・・?」
プレア『カーレッジさん、私はあなたが旅の始まりの時に、
      えー、クリスケさんには前世の記憶が眠っている、と言った事を聞いていました。
    まだ記憶は目覚めてないようですが・・・。
      そして、カーレッジさん。その・・前世の記憶を持つという事では、
      ・・・あなたも同じですね?しかも、完全な記憶を』
クリスケ「ええええーーーっ!?」
国王「・・ああ。あの時、女王に命を奪われた時に、思い出したんだ・・」
クリスケ「なんで黙ってたんだよ?」
プレア『話にはまだ続きがあります。
    ここにいる他の人たちも・・・全員が、心の奥に前世の記憶を持っているのです』
一同「えええええーーっ!!?」
プレア『カーレッジさんならお分かりですね?
    そう、あなた達は前世でも、以前女王がいた世界で勇者として戦ったのですよ。ただ・・その時は』
国王「・・・敗北してしまった・・」
プレア『ええ。しかし、あなた達はもう負けられません・・
      なぜなら、あいつが私の力を使って、スターストーンを作りだしてしまったから。
    私自身に善悪の区別がついても、私の力そのものには区別がつかないのだから。
      お願いです、今度こそあいつを倒してください』
国王「ああ・・ただ、私には分かるんだ・・。私たちの力は、前世とあまり変わらない。
   でも、女王は何倍も強くなっている」
プレア『だからこそ、私はあなた達の元へと来たのですよ。
      そのペンダントがあれば、わたし達の国へと来れます。
      川に映る天の川に向かって飛び込めばいいのです。くわしい話はそこで・・』

フッ・・・

クリース「消えた・・」
クリスケ「カーレッジ、オイラの前世の事知って・・?」
国王「ごめん、話は後で。さあ、川に映る天の川に向かって・・」
ターベル「ダーイブ!!」

バッシャーン!!

クリース「えええ、私泳げないのに・・・はあ・・」

バッシャンッ!!
ブクブク・・・。


プレア「星々の国へようこそ!あ、クリースさん、大丈夫ですか?」
クリース「も、もう一生泳ぎたくないよ・・」
ターベル「ここが星々の国?すごいきれいなとこだなぁ」
?「プレア、勇者達はそろった?」
?2「姉さん、おかえり!」
プレア「あ、ホープ姉さん!ウィッシュ!みなさん、この人たちは私の姉妹。姉さんから話を聞いてくれる?」
ホープ「カーレッジ、確かにあなたの言った事は事実。
      でも・・この国には、『試練の森』という所があるの。
      そこでの試練に打ち勝てば、その者の潜在能力を最大以上に引き出せるの。そこへ行けば・・」
クリスケ「・・女王にも勝てるかもしれない?」
ウィッシュ「そういうこと。大丈夫、みんななら試練なんて平気だよ!・・・たぶんね」
キノール「た、たぶんって」
ウィッシュ「まあまあ。レッツゴー!ほら行こうよ!」


試練の森入り口
テレック「な、なんかすごーくおどろおどろしいんだけど」
ホープ「頑張ってね。いい、この森を抜けるコツは『自分を信じる事』あ、一人ナビゲーターをつけるわ。
      道に迷ってにっちもさっちも行かなくなっても困るもんね。スターライト!」
スターライト「道は教えたげるけど、戦いには参加しないからね」
プレア「カーレッジさんの持つ姉さんの作った剣と、ウィッシュの作ったペンダントがあれば大丈夫。頑張って!」
国王「さあ、行こう!試練の森へ!」


ステージ5、前半へ・・