ステージ3−1 スターストーンの力

マジョリン「女王様、報告に上がりました」
影の女王「うむ、はいるのじゃ」
マジョリン「まず、先日捕獲した国民を催眠利用した兵は、不思議の森でレーダーがきかなくなったので、
         おそらく正気に戻った物ではないかと思われます。
         一度偵察に行きましたが、破壊力はまあまあです。
         ただ、スターストーンにかかるリスクが大きいので、魔物の群れに襲わせる方が効率的かと。
      今後も続けますか?」
影の女王「ふむ、まあとりあえず止めておくとしよう。後は?」
マジョリン「ドラドラ地方への魔物部隊はまた全滅したようです。ずいぶんと強い国民がいるようで」
影の女王「では・・・ゴンババをつかわそう。
     魔物部隊を少しと、ビビアンもゴンババのための城作りに派遣しておくのじゃ」
マジョリン「はは。ああ、最後に一つご報告です。
最近ずいぶんと強いノコノコが街道沿いの魔物部隊を一人でやっつけたそうです」
影の女王「ほう、あなどれぬの・・・。今のうちに潰しておくか。
        その者のこの先のルートに、魔物部隊と罠をしかけておけ」
マジョリン「わかりました。失礼します」

バタン

影の女王「・・・ん?街道沿いの魔物部隊って、たしか・・・雑影部隊
       (女王のいた世界にいた魔物。弱さは・・・クリボーと互角。またはそれ以下。by作者)
     ではなかったか?しかも十五匹くらいの。なら子供三人でも余裕だが・・・まあいい」
マジョリン「ちょっと、ビビアン!仕事さね」
ビビアン「う・・・今度はなんなの、お姉さま・・・」
マジョリン「ドラドラ地方へ行って、ゴンババのための住処作り!
          まあ、五年はかかるんじゃないのかい?炎の特技がアダになったねえ!
          せいぜい頑張って溶接でもしてるんだね」
ビビアン「うう・・・ヒドイ・・お姉さま・・・。(あ、でも魔物の方がお姉さまよりやさしいかも・・・)」
マジョリン「せいぜい頑張るんだね。・・ん?女王様がおよびさね」

バタン!

マジョリン「女王様、お呼びになりましたか?」
影の女王「ゴンババに、これを持たせておくのじゃ。この影響で、付近にいる魔物たちも多少強化されるじゃろう」
マジョリン「!スターストーン!?はは、分かりました」
影の女王「あと、魔物部隊の事じゃが、こちらの世界で加わった者たちで十分じゃろう。
テレサ、ホネノコ、パックン・・・こんなものじゃの。攻撃力を重視するのじゃ」
マジョリン「はは」

ギィ、バタン!

ビビアン「マリリン姉さん・・アタイ、生きて帰ってこれるかなぁ・・・」
マリリン「んあ〜」

魔物部隊H−2寮部屋
マジョリン「あんたたち、魔物部隊H−2!仕事さね!ほら、さっさと行きな!」
バタン!!
テレサル「まったく・・・あの影ばばうるさいんだから・・・。ほら、テレック早くしろよ!」
テレック「あー、うん・・」
テレサル「またいつもの『気が進まない』ってやつ?
        まったくお前は・・・魔法の力はすごくあるくせに、不真面目なんだから
        いつまでもこんな位の低いとこにいるんだよ・・・。
     オレたちは、両親が女王様に仕えてるから部隊に置いてもらってるんだぞ?ああもう、先行くぜ?」
テレック「オレは、別に人を不幸になんてしたくないのにな・・・」
テレサル「なんか言ったかーー?」
テレック「なんも言ってないよー!今行くよ、もう。
    (でも脱走したとしても、その後どうすればいいのかが分かんないんだな・・はあ)」


ステージ3−2 新しい仲間との出会い

旅の街道
クリスケ「あー、平和だなー・・・」
国王『クリースと別れてから、ほんと何にもないしなぁー・・・』
クリスケ「まあたまにはこういうのも・・・」

ザシャァァァァァッ!!

魔物「ククク・・・ワタシトショウブシロ!」
クリスケ「だー!なに、また魔物!?もう見飽きたよおぉ!」
国王『右に同じ』
クリスケ「とりあえず、逃げるぞー!もうザコは知らない!」
魔物「!(ショック!)エエイ、クラエエイ!!」
国王『まったく・・まあ、あれくらいなら剣一振りで十分だろ。クリスケ、ちょっとまってろ』
?「危なーーい!!」

ドッカーーーン!

魔物「・・・。キュウ」
?「ふう。危なかったな。以前街道で倒した時の生き残りがいたみたいで・・・。
  まあ、これで大丈夫だろ!怪我ないか?」
クリスケ「(ホントは国王一人で十分だったんだけどね)ああ、平気。どうもありがとう!」
?「あ、自己紹介がまだだったな!オレは、旅のノコノコのターベルっていうんだ。
  タートル(亀)のターに、トラベル(旅)のベル!んでターベル!よろしく!お前は?」
クリスケ「あ、クリスケっていうんだ。で・・・ターベル、君はどこへいくんだい?
     この先は、たしか廃墟しかなかったけど?」
ターベル「え!そうなの!?よしそこで冒険だっ!ところで、そっちこそ?この先が廃墟だけって知ってたんだろ?」
クリスケ「オイラは特にあてもなく旅してるからさ。風の吹くまま気の向くまま・・・なんちゃって」
国王『詩人のフリしちゃって。まったく』
ターベル「?なんか言ったか?そういやさっきもお前、魔物見ても一グラムもビビってなかったし・・何者?」
クリスケ「!今回は早いな」
国王『ラッキーだな・・・』
ターベル「何の事??」
クリスケ「んー、説明より実際見たほうが早いだろ。国王、よろしく!」
国王『ん、わかった』
ターベル「あ!お前、正義の腹話術師!?」

シュンッ!

ターベル「・・・え・・・????」
国王「見てのとおり私は魂で、クリスケと一緒に世界を救う勇者を探しているんだ。
   体は女王に倒されてしまったんだが、短時間なら実体化できるんだ」
クリスケ「うん、そういう事!それに加えてかくかくしかじかで」
ターベル「・・・夢・・・これ、夢???」
国王「現実だって!あ、クリスケいざという時のためにもう戻るぞ」

シュンッ!

ターベル「すんごい人と知り合いになっちまった・・・」
国王『ターベル、お前も私の声が聞こえるんだろ?』
ターベル「あ、うん。いちおう」
国王『ならお前は・・』
クリスケ「あ、国王その話は後でいいよ。急ぎじゃないんだし。
        早くオイラ達も廃墟行ってみようよ!レッツゴー!」
ターベル「やれやれ・・アイツが一番はしゃいでるなぁ・・・」
国王『あ、お前、私に「なんとなくこっち行ってみようよー」なんて言ってたくせに、
   最初っから廃墟行く気マンマンだったんだな・・・なんだか少しだまされた気が・・・』
クリスケ「ギ、ギク・・・ほ、ほら早く行こうよっ!」
ターベル「国王も大変だな・・・」
国王『まあな』
ガサガサ・・・ッ
ターベル「?・・・風かな・・・」


城の廃墟

クリスケ「うわー、なんか出そうだなぁ・・・ターベル?なんかさ・・・震えてない?ものすごく」
ターベル「ここここんな気味悪いとこだったの??(オバケだけは・・・勘弁してぇ・・・一番苦手・・・天敵・・・)」
クリスケ「ほらさっさと行こうよー!」
ターベル「うう・・わ、分かってるよぉ」

バタァン!
・・・ガサ・・・

テレサル「ぼそぼそ(おい雑影、あいつか?)」
雑影「ひそひそ(ウン、アノコウラ、アタマ、コエ、マチガイナシ)」
テレサル「よし・・・(ピッ)こちらテレサル、ターゲット接近中。こちらテレサル、ターゲット接近中・・・。」
?×?「了解」


ステージ3−3 待ちうけていた罠

廃墟城内
クリスケ「・・・?」
ターベル「どした?お前も怖くなったのか?」
クリスケ「いや、なんか妙な気配が」
国王『私もだ・・・いちおう、実体化しとくか』

シュンッ

魔物「スキありーーっ!!」
国王「うわ!?」
クリスケ「国王!?・・・あ」
ターベル「あ」
国王「ばか・・・」
魔物「こ、国王だって!?そういやお前・・・女王様が倒した王にそっくりじゃないか!まさか生きてて・・・」
ターベル「ターベル・キィーーック!!」

どか!!(後頭部直撃!!)

魔物「・・・きゅう」
ターベル「とりあえず、物陰に隠れて様子を見よう!」

シュンッ

国王『まったく、クリスケ・・わざわざ敵に正体ばらすな』
クリスケ「ご、ごめん、いつもの癖でつい・・・いっつも国王って呼んでるからさ。
     そういや・・・国王って本名なんだったっけ?」
国王『あ、そういやまだ言ってなかったか。・・・カーレッジ、って、いうんだ』
クリスケ「じゃあ、これからはそう呼ぶよ。よろしく、カーレッジ!・・・ん?なんか前から知ってる名前の気が」
ターベル「(あれ?そんな名前だったっけぇ・・・?
      どこかの町で王様の名前を聞いたけど、そんな名前じゃなかった気が)」
国王『とりあえず、この先は慎重に進もう。
   魔物がいるって事は、もしかしたらこの廃墟に何かあるのかもしれないしな。
     初めから、実体化しとくぞ。攻撃さえしなければ、20分は持つはずだ」

シュンッ

クリスケ「よし、出発!」

ひたひた・・・

ターベル「相変わらず、不気味だなぁぁ・・・」
国王「お前、幽霊とか苦手なのか?よくそれで魔物が平気だな」
ターベル「だってさ・・・」
クリスケ「・・・あれ?カーレッジ、広間みたいな所にでたけど・・、行き止まりみたいだよ?」
国王「え、どれ・・・あ、本当だ。一度引き返すか・・・」

バッタァァァンッ!スゥ・・・

ターベル「ええ!ドアが・・・消えた!?」
国王「罠か!?」
魔物「スキありぃーーーっ!」
クリスケ「うわぁっ!?」
国王「クリスケ!?」
魔物「さっきはよくもやったなー!少し記憶喪失ぎみだぞ、オレ!
   お前ら襲った後、記憶ないもん!まだ後頭部いたいぞ、もう」
テレサル「ふふふふふ・・・君だね、魔物部隊を倒したカメって。
        あと、ドラドラ地方の部隊を倒したクリボーって!
        君達には、ここで消えてもらうよー!みんな、出て来いっ!」

ゾワァァァァァ!!!

ターベル「うわ、すごい数・・・!」
魔物「えい!」
クリスケ「うわっ、放せーっ!!」
テレサル「コイツは、連れていくよー。小さいぶん、さらいやすいんでね。いけにえにでもさせてもらうよ!」
国王「クリスケッ!」
クリスケ「カーレッ・・

むがっ!

魔物「はい、静かにしようねー。おやすみー♪お薬かいじゃってくださいねー」

ガク・・・

国王「くそっ、しまった・・」
ターベル「カーレッジ!ここはオレにまかせて、クリスケを!」
国王「な、どうやって・・それにお前、このものすごい大群を一人でどうするつもりだ!?」
ターベル「クリスケなら・・お前があいつに戻れば、なんとかなる!こっちは、大丈夫だからっ!早く行け!いいから!」
国王「・・・わかった。無事でいろよ!」

シュンッ!

魔物「な、一人消えた・・・?まあいい、こちらから片付けてやる!」
ターベル「さあこい、魔物ども!一人残らず倒してやるっ!」

別室では・・・
テレサル「こいつも、『永久の牢』へ入れといてね!まあこれで、脱出不可能だねー、ふふ・・」
国王『(くそ、絶対二人とも助けるんだ・・・前の世界での時のようには、させるものか・・)』


ステージ3−4 永久の牢脱出計画!

クリスケ「う、うーん・・・」
テレサル「目がさめたかな、クリボー君?」
クリスケ「!お前は、さっきの!よくもこんな事・・・」
テレサル「あ、怒っても無駄だよ。君は鎖でつないであるし、仮に鎖が外れたとしてもここは『永久の牢』だからね!」
クリスケ「永久の牢だって・・?そうだ、ターベルとカーレッジは!?」
テレサル「まだ戦ってるんじゃない?さっきの続きだけど、ここには出入り口がないんだよね。
     君は、僕の部下でテレポートが使えるやつがここに入れたの。
        君は、ここでいけにえになるしかないんだよねー」
クリスケ「そんな・・・」
テレサル「あ、冥土の土産に教えてあげる。ほら、そこに石版があるでしょ?あれがここの鍵。
        でも・・・ねぇ『二つの力を同時に』当てないと作動しないんだ。
        ここには君一人しかいないし、君は鎖につながれてるからあそこまではとどかなーい!
     残念!じゃそういうことで・・・
魔物「テレサル様ーっ!」
テレサル「何?」
魔物「あのお方がおこしになられました!」
テレサル「ええ!?なんでわざわざこんなとこに!今どこに・・・」
?「ここじゃ」
テレサル「うわ!?あ、あ失礼しました!こいつがあなた様へのいけにえでございます」
クリスケ「影の女王!?なんでお前がここに!」
テレサル「え?」
影の女王「む、オヌシは何者じゃ?ただの国民がわらわの姿を知っておるはずがない」
クリスケ「え、あなんか口が勝手に・・・」
影の女王「・・・まあよい。この者が弱ったら知らせるのじゃ。すぐにいただく」
テレサル「え、あ、はい。あの、女王様。今日は、なぜわざわざこのような国外れに?」
影の女王「例の計画の下調べじゃ。そろそろわらわは戻るぞ」
テレサル「はい。失礼しました。おい、みんな、オレ達もあのカメ達を倒しに行くぞ。
     知らせがこないって事は、てこずっているらしからな」
魔物「了解」

フッ・・・フッ・・

クリスケ「くそ、どうしよう・・・」
国王『おい、私の事を忘れていないか?』

シュンッ!

クリスケ「カ、カーレッジ!?どうしてここに!ターベルは!?」
国王「あの後、すぐお前に戻ったんだよ。早くここから脱出しないと!」
クリスケ「で、でもどうやって・・・?」
国王「お前も、さっきあのおしゃべりなテレサの話を聞いただろう。
    あの石版に二人同じに攻撃すれば、出られる!」
クリスケ「そこは分かってる!ただ、鎖が・・・」
国王「ここは、私がなんとか・・・頭伏せてろよ!」

キンッ!キンッ!ガチャンッ!!

クリスケ「鎖の鍵が外れたっ!」
国王「そんじょそこらの剣とは違うからな。さあ、後はあの石版だけ!行くぞ!」
クリスケ「せーの・・・チャージ頭突きっ!」
国王「スター・シューティングッ!」

・・・カラー・・ン・・・

ゴゴゴゴゴ

クリスケ「鉄格子が開いていく!?」
国王「よし、今だ!ターベルの所へ向かうぞ!」
クリスケ「おう!」


戦いの広間
魔物「いいかげんに降参しろ!行け!」

ドドドドドオ!!

ターベル「まだだっ!スピンアタックッ!」

ゴオオオオ!

魔物「くそ、手ごわいやつめ・・・こうなったら・・・総攻撃っ!!」

ダダダダダッ!!

ターベル「うわ・・・!くそ、負けてたまるかっ!さあ、かかってこいっ!!オレは、負けない!!さあ!」
魔物「な、何者だあいつ・・・あんなにズタボロのくせに・・」

フッ・・

テレサル「テレック!まだあんなカメにてこずっているのか!?もう十分弱ってる!さっさととどめをさせよ!」
テレック「・・・・・」
テレサル「テレック!早く!」
魔物「テレサル様、大丈夫です!落とし穴を作っときました!奴は穴に接近中です!」
テレサル「落とし穴なんかでどうするんだよー!」
魔物「いえいえ、ただの穴じゃないんですよ。合計で30メートルくらい落ちます。しかも、下には杭打っときました」
テレサル「おお!こりゃあいいや。後は見物だけだな」
ターベル「えいやぁーーーっ!シュビビンアタック!コウラアタック!ターベルキーーック!!」
テレック「あいつ、なんであそこまでして・・・」
魔物「ちょっと殺気だってて怖いなぁ・・・」
ターベル「オレは、あの二人を死んでも守るんだっ!」

バタンッ!!

国王「ターべルッ!生きてるかーっ!」
ターベル「カーレッジ、それにクリスケ!よかった、無事だったか!今そっちに行くから・・」
テレック「あ、そっちは・・・!」

ガゴ!

ターベル「な・・・穴!?うわーーっ!!」
テレサル「勝った!」
ターベル「く・・・なんとか、つかまってるから、まだ生きてる・・・
        いいんだ・・・正義は、たとえ死んだって悪に屈しないんだっ!」
テレック「・・・!」

ガラ・・・

ターベル「!足場がっ・・うわぁぁぁーーっ!!!」
クリスケ「ターベルーーーッ!!!」


ステージ3−5 正義の決断の時

テレック「礼をいう、勇敢なノコノコ!おかげで、オレは・・・覚悟ができたっ!さあ、時間の魔法よっ!」

ピキィィィーー・・・ン・・・

クリスケ「え、なんだ・・・?オイラ達以外の、時間が止まってる?」
国王「これが、あいつの力か・・・?」
クリスケ「よし、今のうちにターベルを!」
ターベル「うわぁぁーっ!」
クリスケ「ターベルの時間も止まってない!?このままじゃ・・・」
テレック「風の魔法よ!彼を助けろ!」

ビュゥウウゥッ!・・・フワッ・・・

ターベル「うわぁー・・って、あ、あれ・・・浮いてる・・・?上がっていってる・・・助かった・・・」

トン・・

クリスケ「君は・・・?」
テレック「オレの名はテレック。
     女王の部隊に所属していたんだが、さっきの・・・君の行動を見て、決意ができた。オレは・・

フッ・・
ゴォオォォオ!!

テレック「しまった!時間魔法の効力切れだ!」
魔物「はっ!え、一瞬の間に、カメが戻ってきてる!!?どういうことだぁ???」
テレサル「テレック、まさかこれ、お前が・・・」
テレック「・・・テレサル、オレは、今日で部隊を抜ける。あのノコノコを見ていて、確信したんだ。
        オレに、悪は似合わないって。使命をこなすよりも、人を助ける方が、一億倍くらい気分がいいんだ」
テレサル「お前、裏切ったな・・・?みんな!ターゲットチェンジだ!テレックを先に片付けろっ!」
魔物「おおーーっ!」

ドドドドドドオ!!

テレック「みんな、ごめん・・・氷の魔法よっ!」

パキーー・・・ン・・・・・

魔物「!・・・・・」
ターベル「へ、部屋ごと・・・」
クリスケ「すご・・・」
国王「やれやれ、これで一件落着だな」
テレック「ふう。あ、そうだ君たち・・・ここで会ったのも何かの縁。
       せめて、名前だけでも教えてくれないか?」
クリスケ「オイラの名前はクリスケ!助けてくれてありがとう。危なかった・・・」
ターベル「オレはターベル!いやあ、オレを見て改心したなんて、照れるな・・へへ」
国王「えーと、私は・・・クリスケ、言っていいと思うか?」
クリスケ「うん。大丈夫だと思うよ」
国王「では。私は、女王に倒されたこの国の王の魂。いろいろとわけありで、クリスケに体を借りて旅してるんだ。
   クリスケ、そろそろ戻るぞ」

シュンッ!

クリスケ「こんなふうにね。
     ただ、オイラの中にいる時は、オイラと、選ばれた勇者にしかその声は聞こえないんだ」
ターベル「ええええ!?そうなの!聞いてないぞ!?」
国王『そういえば、さっき言いそびれたから・・・そう、そのとおり。
     ターベル、お前は選ばれし三人目の勇気もつ者だ』
テレック「あのさ」
クリスケ「なに?」
テレック「『選ばれた勇者』にしか、えーと・・
クリスケ「カーレッジだよ」
テレック「・・カーレッジの声は聞こえないんだろ?」
国王『そのとおりだが』
クリスケ「カーレッジが言ったって意味ないだろ。うん、そうだけど。どうかした?」
テレック「なんか・・オレにも聞こえるんだけど。その・・カーレッジの声が」
クリスケ「ええええええ!!?」
国王『ほ、本当か!?』
テレック「うん、本当」
クリスケ「ニ、ニ連続・・・」


ステージ4へ・・