妄想小ネタ集のような。
何度も書いてますが、今回のゲーム化妄想も本当に私個人の中の「妄想」です。
昨年の春にブログ投稿した大元の設定から私なりに膨らませたものが今回のゲーム化もどき妄想であり、今更新しく設定として上書き確定させたものでもなければ、誰かが考えてくれた他の物語や妄想を否定するものでもありません。あくまで別の独立したお遊びです(´▽`)ノ
妄想した人の数だけ物語は在り得ます。むしろ増えてゆきます。無限☆万歳!
と、いう、前提でお楽しみくださいませませ。

(え?元の設定から外れてる部分は何かって? 嫌だなぁ奥さん、去年の私の「妄想自由だし服装も変えて良いし設定も自分なりに変えて大丈夫ですよ」という台詞にちょっと甘えてみただけですYO! 決してシナリオとして考えてみたら矛盾点大量でとてもやってられなかったからって訳じゃ…いやその…すいまs…妄想って楽しいですね!!!)





・↓Episode1のストーリー紹介が、内容よりも雰囲気重視で非常に大雑把なことになってしまったのでもう少し断片的にでも語ってみよう↓

・この物語内では、ブルーシアさんが地上へ落とされることになったのは「彼女は天空王国に滅びをもたらすだろう」という予言が下ってしまったことが一番直接的な原因という解釈で妄想してみました。王家と言えども予言に背くことは出来ず、しかし殺すことも躊躇われた結果が地上送りだったと。魔法か何かで眠らされたブルーシアさんをしばらく遠くへ(もし落下途中で目覚めたとしても自力では戻れない程度に)運んだ上で落としたようです。結果、王も教会も国民も「王女は地上に落ちて死んだ」という認識を共有することになったのですが、秘密裏にオールディさんを落下地点下方に送り込んでいた女王様だけはブルーシアさんの生存を信じています。

・(実際、ブルーシアさんが天空王国へ戻ると、この物語ではかなりの高確率で世界崩壊への引き金となってしまうので、予言はあながち間違っていませんでした)

・オールディさんは女王様付きの近衛騎士でした。思い悩む女王に、ブルーシアを地上で生かすという道を提案したのも彼。生来の好奇心から地上の諸々を調べたりしてたおかげか、地上への恐怖や嫌悪感をあまり持ってなかったからでしょうね。地上でのブルーシアの保護者役にも、指名されてというよりは自分で立候補したのではないかと思われます。

・オールディさんがキャラクター紹介では「智の民」になってるのは勿論フェイクです。彼の隠れた最強ぶりは翼の民グループの一番下にいる「???」を参照して頂ければ。

・そんなオールディさん、自分の翼を自分で根元から切っています。地上に降りた時に。天空から持ってきた麻酔や医療具や雷帯びさせた刃とかでどうにかこうにか。もう二度と戻らない、地上で生きていくという覚悟と、なにより翼の民が二人で行動してたら目立ちすぎますからね。ブルーシアさんの翼も切ってしまった方が良いのではないかと相当悩んだようですが出来なかったようです

・ブルーシアさんとオールディさんは、地上に降りてきた最初の頃は、ひたすら人目に付かぬよう、山奥や森の奥をひっそりと放浪していました。二人とも翼の民だから食べ物はあまり必要ないし、働かずともお金は最小限でなんとかなったようです。楽団として演奏を始めるのはもっとずっと後のこと

・沙子さんが地上へ落下したのは本当に偶然というか、環境の激変やプレッシャーから来るストレスで、無意識のうちに遠くまで散歩に出てしまって、嵐に気が付き損ねて……とかそんな感じでした。ちなみに落ちてきた沙子さんを助けたオルナちゃんですが、この物語内では両親に恵まれておらず、友達もいませんでした。彼女が天空へ行くことになったのは、沙子さんを天使だと思い込んで「一緒に連れて行って欲しい」とお願いしたことによります。(もちろん、沙子さん自身も寂しさを抱えていたこと、二人の気がとても合ったことも理由ですが)

・この時、オルナちゃんに流れる時間を翼の民並みに遅くしたのが、空想さん(の住んでいた魔法の懐中時計)です。実は当時、沙子さんが持っていたんですね。ただし、彼本人はこの時外界に出ていません。また、色々あって、この時計はそのまま沙子さんの手を離れ、色んな行商人の間を巡った後に偶然ブルーシアさんに購入されることになります。偶然ってやべぇ。

・ちなみに、沙子さんが落ちてから天空に戻るまでの約一ヶ月間、天空王国は全土に黴が生えそうなレベルで沈痛ムードだったようです。沙子さん無事帰還の後は反動で大パレードとかしてました。で、そんなお祭り騒ぎの中、「…あれ? 地上って落ちたらもう生きていけないくらい野蛮で恐ろしいところだったはずじゃ……。ってことはブルーシア王女ももしかしてまだ生きてるんじゃね…?」と気づいてしまう人がチラホラ現れるようですね。

・レメ君は生後すぐのあたりで地上偵察に来ていた翼の民神官(結構偉い人)に攫われたあげく、「両親に捨てられていたお前を私が助けた」という過去設定を言い聞かされて育てられます。主な目的はブルーシアさん捜索(地上は普通の翼の民にとっちゃやっぱり怖いし動きにくいし目立つし、探すなら地上人にやらせたかったようですね)と、マッドさんが宿る黒水晶の解放実験(翼の民じゃ駄目っぽいけど地上の民ならどうだろう的な仮定により)の為。早く戦力にしたかったのでオルナちゃんのように時間を翼の民に合わせて〜なんて発想はハナからありませんでした。あったとしても既に空想さんの時計が王家から失われてたので無理なんですけど。十数年なんて翼の民にとっちゃ一年程度です。

・周囲の翼の民と全く違う人種であることを思い悩みながら成長するレメ君に「お前にも翼をやろう、翼が欲しいだろう」と言ってマッドさんを召還させた神官さんは間違いなく腹が黒いです。でも極悪人という訳ではないんです。彼は「ブルーシア王女こそが真実王家の血を引いているのに地上追放なんて絶対おかしい、救うべきだ王位に戻すべきだ」という信念で動きすぎてちょっと痛い人になってるだけです。え?不幸の予言? 何言ってるんだい、今時の予言の半分はでっちあげだって神官なら誰だって知ってるぞ☆国民にも王様にも内緒だけどね☆だからきっとブルーシア王女の予言も嘘だったんだ!陰謀だったんだ!間違いねぇー!

・まあ痛い人ですがブルーシアさんを探そうという意志は本物で、恐怖と緊張で胃をガタガタにしながら定期的に地上捜索してたぐらいです(その過程でレメ君掻っ攫った訳ですけど)。実際そんな酷いところじゃないのに「地上ヤバイ」って骨身に刷り込まれてるから身体が受け付けないんでしょうね。そんな彼を見て育つ訳なので、レメ君もかなり本気で「ブルーシア王女を見つけることが自分の使命で父の願いだ」と思って地上へやってきてます。

・Episode1はきっとセカイ系少女漫画です。レメ君とブルーシアさんが出会い恋に落ちるところから始まって、お互いの過去や境遇に悩みながら惹かれ合ってやっと気持ちが通じたと思ったら外部要因で引き離され、絶望や嘆きを経てそれでも貴方が好きなんだと手を取り合って逃亡して世界滅亡まで突き進む感じが。どのEpisodeよりも恋愛を中心に据えた話というか、他Episodeが大勢の鷺さん同士の交流から物語が発展していくことを考えると、Epi1はかなり異質な話でもあります。

・(ただ、物語中の選択肢次第では、レメ君がブルーシアさんを守り切れなかったり、一緒に逃げるのではなく自分だけが犠牲になってブルーシアさんを逃がしたりとかそういう展開も有り得ると思われます。というか多分そちらの方が辿り着きやすそうなルートですね。最上の場合で一緒に逃亡、って感じでしょうか)

・多分、沙子さんや空彦さん、天空王国の王様女王様はEpi1時点では本当に表面的な交流しか交わせないまま終わってしまうでしょう。Epi3と4ではかなり活躍しそうだと思うのですが。Epi1はレメ君とブルーシアさんの恋物語なので……。



・EP1とEP2は、奇跡がなければこんな世界でこんな物語でこんな風に終わるよーという提示が主になってるので、シナリオあんまり面白くなさそうです。プレイヤー(“貴方”)が実際に試行錯誤出来るようになるのはEP3以降なんじゃないか。多分、2までは読者置いてきぼりでいきなりズドーンと世界終わります。意味が分からねえ。

・EP1の裏ではEP2が、EP2の裏ではEP1がそれぞれ展開されています。

・Ep2ストーリーは小説一話並に長くなりすぎたので途中から昔話風のダイジェストに変更しました。終盤に行くにつれ描写がしつこくなってくのは名残ですね。

・大森林組の皆様が一番活躍するのはタイトルどおりEP2です。例外はクレスくらい(EP2では終盤にチラっと出ますが、その唯一の出番がそれなりに悲惨(多分死にかけか死体で登場するのではないかというカオス)なうえ物語にちゃんと関わってくるのはEP3以降)かな。

・EP1の王都で出会うキャラクターはEP2ではほとんど登場しません。多分EP3以降では出会えるのではないかナァと思ってます。ブルーシアさんが天空王国へ行っちゃった後のオールディさん達一座の反応とか、そのあたり。

・EP2の鍵を握るびいんちゃんですが多分最後まで声の台詞は一個も出てきません。申し訳ない……。そうそう、誤解を招きそうですが、この物語内の時系列はバル君王都大学合格→びいんちゃん巫女化→バル君気を揉みつつも王都へ出発、という流れになっています。

・バル君がびいんちゃんに向ける感情は、妹を守ろうとするお兄ちゃん的な感じかなー?と考えながら妄想練り練りしていたのですが、構想途中でりょくちゃさんが直々に「恋愛感情に近い」と語っているのを目撃して以来、びいんちゃんを巡るバル君と千歳丸くんの三角関係恋愛バトルが脳内で勃発してしまい軌道修正が大変でございました。いいぞもっとやれ。

・この物語の中での識字率は恐らく30パーセントくらいじゃないかなと思います。文字を扱う職業に従事する人が主に習ってる、多分。王都は70パー、ド田舎なら10くらいか?

・設定文でチラホラ登場した「願いが叶ってしまった」という現象について。
 この辺が主にEP3で扱われると思うのですが、元々が一人の少女の願いが叶ったことで発生した不自然な世界なので、ささくれさんに起きたような現象が時折発生します。昔からそうだった訳ではなく、数千年を経て世界に少しずつガタが来たことで現れた、いわばバグのようなものですね。ちなみに、本人の意思や本意、願いの強さは全く関係なく、叶う時は完全に「運」です。「〜だったら良いのにな」程度の軽い願いごとでも運次第でガッツリ叶ってしまいます。迷惑な話ですね。また、特定の誰かが叶えている訳でもありません。強いて言うならば世界の構成と理が叶えてしまっているとも言えますが。

・ささくれさんの場合は「明日天気になあれ」というささやかな願いごとがうっかり本当に叶えられてしまいました。「明日」が特定の日付ではなかったので、半永久的に彼のいる場所は明日晴れてしまいます。古今東西で誰もが一度は願うような普遍的な願いなのに何でささくれさんだけこうなってしまったのかというと、運です。偶然です。酷い話です。

・イレギュラーなことになってる鷺さんは、この物語内では上記の「願い叶えちゃうよシステム」によるものとして解釈しています。びいんちゃん、ルリウメ、お繁さんなども該当しますね。他にも結構いそう。

・ちなみに、(この物語内では)村での暮らしに満足していたサニタ君が旅立ったというイレギュラーな事態は、誰かの願いが叶えられたことによる偶然のようですね。

・本当に偶然でしか叶わないので、血反吐吐くぐらい願っても叶わないものは全く叶いません。

・ナレーターとして登場する「語り部さん」は、クレスとネウの願いごとが関わっています。外見は二人を足して割っただけなんじゃってくらいソックリなんですが、全くの別人ですし、お互いにお互いの存在を知りません。いや、一応語り部さんは「物語の登場人物としての」クレスとネウは知っているのですが、それだけです。EP2でチラッと伏線が描かれるのかもしれませんが、多分全編を通して彼の正体は明かされません。というか彼自身も知らない。空想さんはもしかしたら知ってるかもしれない。

・そういえば、この物語のネウさんがクレスに対してやたら過保護なのは、まあ、自分の歌を最初に認めてくれた存在であるというのも大きいんですけれど、八年前の日照りでクレスが一度死に掛けたことが一番の原因になっています。相当の恐怖だったようですね。それまでは普通の兄弟らしく喧嘩しまくってたのが日照り境にぱったり無くなっちゃったぐらいですから。

・それはそうと看病ネタって良いですよね。少年ネウさんが衰弱して苦しんでるクレスに自分の分の水やそれどころか生命力まであげようとして両親にぶん殴られる勢いで止められるのとかも妄想済みです。看病したり子守唄歌ったりしながら「クレスは僕が守ってあげなくちゃいけないんだ」と思春期直前の繊細な無意識にがっつり刷り込んでしまった過去も妄想済みです。押忍。

・自分を無根拠に肯定して慕ってくれる誰かが突然いなくなる恐怖ってやばいですよね!

・さておき^q^

・EP3以降のストーリー詳細は恐らくアップしないままになろうかと思います。
とりあえず、サニタ君とささくれさんがタッグを組み、バル君とレメ君の協力を得て、ラヌちゃんゴウ君にコンタクトを取るだろうことは妄想内で確定しているのですが。サブタイトルどおり智の民が全力で活躍します。巫女姫たちが何を祈り続けていたのかもこの辺で分かります。

・EP1が自己を取り戻す恋愛で、EP2が環境保護と人の罪を巡るミステリーだとしたら、EP3は自己犠牲のお話。EP4は奇跡をこじ開ける為の純然なる物語です。

・EP4は、EP3まで影の薄かった獣の民が活躍することと、今まで出演した全ての鷺さんが登場すること以外は、どんな物語なのか私にも全くわかりません。

・今回のゲーム化妄想では「全ての鷺さんに出番を」という自分ルールがあった為、世界全体を等しく巻き込むような予定調和の物語になりました。願い事システムとか、うん、わぁいご都合主義^q^って感じでしかないんですけども、楽しければウフフオッケー☆ 多分、一人だけ孤立してる鷺さんはいない、はずです。皆誰かしらと関わりがあるようになってる、はず。

・正直、鷺ファンタジーであって鷺RPGではないのだから、世界の存続とか世界の危機とか全く関係なく、穏やかだけど非合理な世界で続く日常の方が好きではあります。RPG系も大好きなんですけども!30人それぞれの物語を書くにはちょっと!つらい!でもまあIFは無限大だからね!妄想も無限大だからね!

・あ、あとそれから。キャラクター欄には名前書いてないけど脳内妄想では登場してる鷺さんも数名いることを書き記しておきます。隠しページ擬人化の方だったり、一方的に存在知ってるだけで交流したことない鷺さんだったり、そういう方は今回お名前を乗せてないんです。LAIGARNさん宅の砂漠のお姉さんが唯一の例外、かな?

・そうそう、この世界の始まりになった天才的な智の民の少女について最後に少しだけ。設定を考えた当初は、「女の子鷺さんの誰かの前世説」「全くのオリキャラ説」「チャールストンちゃん説(マッドさんと関わるだろう重要な立ち位置なのに設定に載せていなかったので…。当時は確かリンクが繋がってる鷺さん縛りで設定考えたんだったかな)」などなど、色々考えていた為、人によっては違う話を聞いてる方もいらっしゃるかもしれません。とりあえず、現在の立ち位置は、「最後まで不明」でいこうかなと思ってます。私は。『きっとあの子だ」と貴方が思う子が、それぞれの正解です。実は男の子でしたルートもあっていいんじゃないかな!




とりあえず、以上!
なにかあったらひっそり書き足すよ!妄想おいしいです!!