マリー・メガドーム・ウィッチズ

 "メガドームの魔女"と呼ばれる人物で、頭に角が1本生えている。
中性的な愛らしい顔立ちで、マリーが笑うと周りがぱっと明るくなる。そんな笑顔の持ち主。メガドームの魔女として、まるで王女様のように誰からも愛されている。

 占いと夢による未来予知、薬草の調合が得意で、マリー曰く「星の声」を聴くことも出来るらしい。
 メタモアークの来訪も事前に知っていて、近辺の二惑星(フロリアス・スターリア)への道案内役としてメタモアークに乗船した。乗船してからは、生物学的にメガドーム星人の生活に興味津々なパアニと、神話や伝説、魔法的なものが珍しくて仕方ないサーシャと一緒にいることが多い様子。
 占いが得意なので、女の子たちの相談にもよく乗っているようだ。


 

・メガドームの魔女について
 頭に角を持ち、性別を持たずに生まれてくる存在。魔女といっても女性ではなく、また、男性でもない。正確に表現するなら「無性別」になる。(生殖機能を持たず、脳科学的にも恋愛感情を持たないので)
 血の力が強く、魔女ではないメガドーム星人たちの生存を縁の下から力強く支えている。魔女の血には強い治癒能力があり、また、大気浄化効力がある。一ヶ月に一度、魔女達は自らの身体を傷つけて血を流し、周辺の集落の人々に分け与えている。
 占い、未来予知、超能力、といった超自然的な力を持っている魔女も多い。

・メガドーム星人について
 メガドーム星人は、もともと過酷なガス環境の中で暮らしていたが、突然変異で、血液にガス内の有毒物質を浄化する作用をもつ種族が生まれたところから歴史が一変する。当然のごとく生き残っていったのはその種族。とはいえ、そんなことが起きたのは1万年前くらい昔のこと。もう誰も覚えてない。神話にちょーっと残ってるくらい。

 彼らの血液は、体外に出て大気に触れると、かなり早いスピードで蒸発し、粒子となってしまう。それを集めて、浮島や移動に使う何かか何かを覆えば、あっというまに生活できるドームが出来上がる。もとは自分の身体から出てきたものだからなのか、メガドーム星人にはその粒子をある程度コントロール出来るようだ。とても軽くて巨大な植物のつぼみを粒子で覆って、箒のようにして移動したりも出来るらしい。
 ちなみに、ドーム外に出ても少し息苦しいくらいで命に別条はないが、浮き島の下の密度の高いガスの中に落ちてしまうと、呼吸困難・窒息・吐血・発狂コース。

 一番近所の星はグランネストで、メックスの遠洋宇宙船とも微かに交流があった。機械文明の発展した星と、ふわふわな自然いっぱい惑星ズ(フロリアス・スターリア・サボン)の中間地点に位置する為、メックス星人たちが作った宇宙船の中継基地が地味に存在していたりする。そのおかげか何なのか、メガドーム星人にもじわじわと機械化が進んでいる地域があったりするようで、機械に強いメガドーム星人はちゃっかり中継基地や宇宙船を使わせてもらってフロリアスやスターリアへ旅行したりしてる。地味に。


 さて、メタモアークにはメックス星人も数十人乗船していたのだが、みんながみんな中間層の整備師で宇宙船乗船経験がある人は少なく、もちろんメガドーム星に連絡を入れられるような権限を持った人も誰一人として乗っていなかったので、事実上の電撃訪問になってしまった——のに、マリーはメタモアークの来訪を知っていた訳で、一同呆然。宇宙は広いのです。