轟音と

金属が軋む音

ひとの悲鳴

宙を飛んだ、あの赤いものは

あれは……



「……可哀そうに」

「この年で両親を一度に」

「…どうしても補えないのですか」

「レントゲンを見る限り、駄目だ。
 頭がいは粉々だし、脳髄もめちゃくちゃだ」

「機械の脳と全てとを取り換える訳にはいかないだろう……」


いたい

いたい

からだがうごかない



いたいよ

たすけて

父さん


「おかあさん……」









「——先生、先生!ディング君の意識が回復しました!」

「大丈夫、先生がすぐに新しい腕をつけてくれるからね」


「もう少し我慢して……」









機械の唸りが聞こえる度に


頭が割れる夢をみた